2021
30
Apr

感想(動画・本)

4月に見た動画メモ

PET

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4月に見たアニメや映画の感想など。ネタバレ注意。


無能なナナ

表向きはぶりっ子で実は腹黒な無能力の美少女の頭脳バトル。最後の方はミチルちゃんの友情に泣ける。


バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 (吹替版)

1,2は未視聴。なので冒頭はちょっとついていけなかったけど、テンポ良くストーリーが進み、見ているうちに引き込まれていく。SFならではのよくわからない機械とか、西部の舞台とか見ているだけでもワクワク感がある。ドクのラブロマンス、汽車でのスリリングな再会と色々面白かった。もう1回見たらもっと楽しめそうな作品。


ペット 檻の中の乙女

勘違いストーカー野郎が、女性を檻に監禁する話。エロはあまりなく、終盤グロい。主人公の男が、女性の意識を失わせるための薬をまず自分に試し打ちしたり、監禁中であっても女性に手を出さない(誘われても)ところは好感がもてる。この話が面白くなるのは、女性の本性が視聴者に明かされていくところから。冒頭でよく見えなかった部分がハッキリして、それが伏線だったと分かります。それにしても女性を助けようとした見回りの男性が気の毒すぎる…。ラストのオチはハッピーエンドという解釈で良いのだろうか。


惡の華 第一回

YouTubeで公式が特別公開してるのを見つけたので久しぶりに見た。このアニメは「ロトスコープ」という、実写の映像をトレースしてアニメにするという手法で作られている。独特のどろっとした生々しさがあるので好き嫌いが別れる作品。セリフは少なく、間や沈黙で語るタイプの作品(特に第8回の6分間ずっと沈黙が続くシーンはすごかった)作業用に流すにはオススメしない。早送りせず、じっくり鑑賞してほしい。演出がとても良い。さび付いた看板とか、はげた横断歩道、さびれた町並みの風景にもこだわりを感じる。


スーサイド・ショップ

自殺用品専門店が舞台のミュージカル風のアニメ。先祖代々続くお店を家族で経営している。息子と娘も暗い顔で店を手伝っている。ある日次男が誕生するのだけど、この子がなんとも明るいよく笑う子で、両親はそんな次男を邪魔に思っていた。次男は自殺の手伝いをする商売なんてやめさせようと、悪ガキたちと作戦を練るのであった…。

背景美術が美しく楽しい。カラフルな毒薬の瓶とか見てて面白い。パパが次男にタバコ吸わせたり、暴力ふるったりとひどいんだけど、それでもめげずに手を繋いできた次男に一瞬笑顔を見せるところが良い。美人と言われて悲しんでいた姉が、次男からの誕生日プレゼントを機に楽しそうに生きるようになったところ、それを見たママも嬉しそうなところが良い。しかし一目ぼれはまだいいとして、そこから結婚決めるの即決すぎませんか。尺の都合?「小さな楽しみが見つかれば、そこから人生楽しく生きられるようになるよ」そんなメッセージが込められた作品だと感じた。


不滅のあなたへ

登場キャラが一人と一匹だけの第一話がすごい。これだけで完結してもいいくらい。そして2話からは舞台が変わり、小さな女の子などキャラが増える。尺に余裕があるのか、一つ一つのエピソードを丁寧に描写している。展開はゆっくりだけど、テンポの悪さは感じない。ファンタジーのわりに分かりやすく、見入ってしまった。3話のラストのセリフにグッときた。設定ですでに面白いので、今後の展開にも期待大。世界観や雰囲気に手塚治虫っぽさを感じた。オススメ。

 

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