2022
3
Aug

オススメ, ブログ

7月に読んだ本

読書記録。ネタバレ注意。
今月はたくさん読んだ。小説多めで読みました。
アイキャッチ画像は「おもしろ同人誌バザール」というイベントで買った情報系同人誌。

マンガで読む学校であった怖い話 絶望教室

お仕事させていただいたご本。
池田書店さんの「マンガで読む」シリーズは、8ページ以下のショート読み切り中心な印象だったが、今回は読みごたえのある話もいくつかあって楽しめた。
以下、特に好きな話の感想。
「金魚」…金魚のキンちゃんとの友情がファンタジックに描かれる。作画がとてもキレイ。ストーリーの良さを最大限に引き出していて好き。最後のコマで目が赤いのに注目。
「届けにきたよ」…ハデなおばあちゃん、カッコいい。素敵。私はこの手の話には弱い。泣く。
「絶望教室」…急停車の時に実は死んでました展開かな?と予想しつつ読んでいたら違った。もっと長いページ数で読みたい。ページ数の都合か、終わり方に若干物足りなさを感じた。連載とか長編にしてさらに掘り下げた話を読みたい。面白かった。


紅茶のある風景

サークル「ひつじの本棚*」様の同人誌。装丁がおしゃれ。
紅茶にまつわる短いお話の詰め合わせ。3行ととても短いお話もあり、気楽に読めるのが良い。
子どもの頃、学校の図書館で借りた児童書を読んでいた時の気持ちを思い出すような、ちょっと不思議な物語。こういう不思議なお話、好きだったなぁ。


まくら工場の秘密

同じくサークル「ひつじの本棚*」様の同人誌。装丁がかわいい。
これまたちょっと不思議なお話。まくら工場で働く人が主人公。コツコツ働き、とある才能が開花した主人公、そして知った寝心地の良い枕の秘密…。
面白かった。この話好き。


MONATO

同じくサークル「ひつじの本棚*」様の同人誌。上の2冊と比べるとページ数が多く読み応えがある。
死期の近いおばあさんと暮らす「自動人形」と呼ばれるAIの美少年が主人公のお話。
少年が徐々に人間らしい心を持ち、人々と交流を重ねていく様子が心温まる。お店の2人が良い人。
悲しいだけでは終わらず、ラスト少年が幸せになってくれてよかった。


アパートメントドリーム

サークル「藍色のモノローグ」様の同人誌。3つの近未来SF短編が収録されている。
「死なないロボットの作り方」
乳母ロボットの病院?で働く、定年延長している女性の話。自分の作ってきた物のファンが会社に新人として入ってくるというシチュエーション。絶対嬉しいやつ。憧れるシチュエーション。
「すくいあげて」
言いたいことを誤解のないよう自動翻訳してくれる「テルメール」なるものが存在する世界。手書きの手紙の情報量の多さっていいよね。それが例え拙くても。といったことを感じさせてくれるお話。
それは良いのだけど、この家族色々と謎が残る。じいちゃんがおばちゃんを拾ったってどういうこと!?養子?それともロボット?おばちゃんが家事をしているということは、お母さんはいないのだろうか?
「アパートメントドリーム」
結婚相手候補が決められてしまう世界のお話。遺伝子が近い者同士の子どもは、病気のリスクが高いため。結婚という制度について考えさせられる。子を作る予定がなくても、恋愛感情がなくても、同性であっても、家族として認められるような社会になるといいね。


とんがり帽子のキッチン(4) 

魔法使いの男2人が弟子の子供たちのため(時には自分たちのため)に料理をする話。
ファンタジー世界ならではの変わった食材が楽しく美しい。
現実世界でいうところの、「生春巻き」「パエリア」「ニョッキ」「琥珀糖」なのかな~?と想像しながら読んだ。栞茶いいなぁ。宝石ゼリー(琥珀糖?)作ってみたいかも。
辛いのそれほど得意でないオルが、キーフリーの激辛料理を食べて「これがお前好みの味なんだろ?いつも子供たちや俺に合わせて作ってるお前が、自分のために作った料理、それが食えて俺はうれしい!」って言うのすごく良い…!!!


アカパナの手紙

おはなしの喫茶室」様の小説本。
大きな赤い鼻がコンプレックスの娘が、同じく赤鼻の父とそのことで喧嘩して家出してしまい、父は赤鼻をなんとかすべく、すべて可能な存在と契約を交わし「雲をちぎる」ために旅に出る話。
表紙が手紙のデザインになっているのだけど、お話を読んでいるうちに赤い封蝋部分が鼻に見えてきた。
欠点に思えることでも、見方を変えれば長所として生かせるようになる。そうなればもはや欠点ではない。長所短所は紙一重とはまさにこのこと。


とんがり帽子のアトリエ(10)

依頼を受けて魔法を作る仕事、作りたいように魔法を作って売る仕事…絵の世界も魔法の世界も同じなんだなぁ。
「いろいろな道を辿ってみてから原点に立ち返るのは、他を学ばずにひとつに固執し続けるのとは全然違うさ」というセリフ、なんか分かる気がする。
ラスト、ココがスランプ!??どう乗り越えていくのか次巻が楽しみ。美少年な王子様もなんか企んでいそうで、今後の展開が楽しみ。


夢端草

ぐるぐるめーさんの小説本。R18要素アリのBLアリのファンタジー。不思議な花によって予知夢を見せられたことにより、3人の関係は徐々に変化していく。
それぞれコンプレックスを抱える3人だけど、内容は明るいドタバタ中心なので楽しく読める。猫族ならではのBL描写も良き。受けジェイクかわいい。ロゼッタちゃんがけっこう活躍してる。


ミラクルきょうふ! 本当に怖いストーリーDX 珊瑚

お仕事させていただいた本。
闇月さんのワンピースかわいい。
新コーナー「ホラーアートミュージアム」良い。yamiyoちゃんかわいい。
10話「動くパワーストーン」LUAさんの実話怪談漫画がとても興味深かった。光ってる小さいおじさんもいるんだ…。私は緑色の小さいおじさんを見たことあります。ウトウトしてた時だから夢かもしれないけど。
「選択型ストーリーゲームブック」…子供の頃ゲームブック大好きだったので楽しく読みました。全部の分岐読んだ。
19話「最後のデート」…似たような構成の話を見たことあるのでオチが読めてしまった。両方の願いを叶えた結果バッドエンドっていう。彼氏にワガママと思われてるけど、この彼女かわいい。


BIRD

ぐるぐるめーさんの小説本。
天使のような歌声を持つその吟遊詩人は、実は無理やり去勢された過去を持つ男という衝撃。しかも理髪店で。病院とかでなく。声変わりをしないようにとそこまでするのか…うーん、痛そう。
お金持ちの旦那に犯されたりと辛いシーンもあるけれど、吟遊詩人が旅の中で出会った人びととの交流が暖かい。男のフリした画家クロエとのお話が一番好きです。それぞれ別の人生を歩んできたけれど、お互い爺さん婆さんになって死ぬ前に結婚して幸せに過ごすのエモい…。感動した。


主に泣いてます

全10巻。春頃から読み始め、ようやく読了。読み終わる前に次々と違う本に手を出してしまうのは私の悪い癖。でも「今はこれが読みたい気分」は大事にしたい。ちなみに買ったのは去年の春。DMMの電子書籍70%OFFで大人買いした時の。

なんだかシリアスそうなタイトルに、シリアスそうな装丁(でもよく見ると変な格好しているヒロインが)で、内容もシリアスなのかしら…?と思いきや、ギャグはっちゃけてました。主人公が美人すぎてモテすぎて不幸で泣いてばかりなんだけど、周りの人達が優しく世話焼いてくれるんだけど暴走しまくりな話。すぐに寸劇がはじまる。色んなネタが盛り込まれているんだけど、世代が違うので分からないネタ多し…。作者さんと同世代ならめちゃ笑えると思う。
ユッコ(浮気相手の奥さん)のキャラが強烈なんだけど、モデルがいるということにビックリだ。ああいう人、実在するんだ……。この、キャラ達が暴走する感じ、既視感あると思ったら「こいつら100%伝説」だ!あーみん好きにオススメ。
ラストはハッピーエンド!よかった!
ドラマ化してたの知らなかった…。え、これが実写化!?気になる…。


働きマン

全4巻。週刊誌の編集部で働く主人公とその周りの働きマン達の物語。各話の最初と最後に各キャラの語りが入り、ドキュメンタリー番組っぽい作り。
風邪ひいてても出勤してるシーン、今なら「えぇっ!?やめてー!」って感じだけど、ちょっと前までそれが普通な世の中だったんだよねぇ…。コロナがなくなっても、体調悪い時は誰もが気軽に休める世の中であることを願う。

やればやるほど仕事増やされて やんない奴と給料は一緒で、だったら楽しようって考えても仕方ないでしょ。真面目にやってる方がバカみたいじゃないすか

働きマン(4)安野モヨコ  (著) 

このセリフ、とてもよくわかる。
バイト時代、どんなに早くキレイに仕上げても、やんない奴と給料一緒どころか、やんない奴の方が給料高いっていう。時給制だから、効率良く早くやるよりも、ダラダラやって残業した方が稼げてしまうんだよね…悲しいことに…。

ずっと同じ部にいると「このままここにいていいのか」と悩む奴が多いというセリフにも共感。30歳前後の頃にも悩んでいたが、40歳前の今もまた同じように悩んでいる私。「あたしのやりたい事ってこれだっけ?」まさにそれ。5~10年同じ仕事していると悩むものなのかもしれない?小さいことでもいいから新しいことを始めたい(始めなきゃいけない)ようなそんな気分。成長を感じたい。


霊話盤の神秘

ヘイズ中村さんの薄い本。ウイジャボード付き。
コックリさんなどで有名なアレです。
霊話盤の歴史から、安全に霊を呼ぶための方法など分かりやすくまとめられています。
呼び出した霊が帰ってくれない!ってなった時の対処法なんかも書かれていて、大変興味深い。


おしりにトンネルできて入院しました

病気エッセイ漫画。薄い本。
書店さんのコミティアフェアにて発見。タイトルにホイホイされました。
局所麻酔の手術は怖そうだなぁ…。


部分復刻版 GCJ

イギリスの魔術グループの支援を受けた日本の団体GCJが1993~1994年に発行した機関誌の復刻版。
なんだかあやしげではあるが、中を読んでみると90年代の同人誌やペーパー(あるいは雑誌の読者コーナー)のような雰囲気が漂っている。
彼女達魔術グループは、一般的には「なんかやべーやつ」に思われがちなことを理解した上で、自分だけでなく家族や仲間に迷惑にならないように、慎重に活動している…というような様子が見て取れた。


 

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