
部屋の物を減らしたい
8月某日、私は部屋を片付けたいと思っていた。
本が欲しい。画集が欲しい。っていうか1月に注文していたアートブックが届くまでには本棚に空間を作りたい。だが本棚の本を収納する場所が無い。収まり切れない本は床に積んだり段ボール箱に詰めたりしている始末である。
この家は物が多すぎる
せめて窓際に置いたままの壊れたPCモニター(27インチサイズ)だけでも処分したいところ。
どうやって捨てればいいのだろう?
検索してみた。自治体のサイトで調べてみた。
いくつかリンクが貼ってあり、ここなら処分できそうだというサイトを見つけた。
リネットジャパン
パソコンを無料回収しているらしい。環境省認定、自治体と連携。ここなら怪しくは無さそうだ。
しかも壊れた古いパソコンでも無料で回収してくれるという。
で、問題のモニターだが、段ボール箱の140サイズ(20キロまで)に入れば回収してくれるという。パソコンが一緒に入っていれば、その箱に小型家電をどれだけ入れても無料で回収してくれるという。自宅まで回収しに来てくれるので、アパートの下まで自力で運ぶ必要もない。
なんだそれ、最高か…?
しかも有料ではあるが、データ消去サービスもある。電源が入らない壊れたパソコンや携帯のデータを抹消してくれるのだ。データが残ったまま消すこともできず、捨てたくても捨てれなかった物を安心して処分できる。
詳しくはサイトを見てほしい↓
ちょうどいい箱が無いので作る
早速140サイズの段ボールを探した。が、我が家には27インチのモニターが収納できるような幅が広くて薄い箱など無かった。
ネット上を探してもほとんど無い。あってもオーダーメイドで高額だったりする。
リネットジャパンでは、段ボールを有料で送ってくれるサービスがあるが、モニターが入る形であるかがわからなかった。
仕方ない。作ろう。
我が家には180サイズだか200サイズだか分からないけど、どでかい段ボールが保存してあった。
これは以前せいらさん工房様からバルーンブーケをいただきた時の箱だ。
幅は足りないが、加工すれば増やせる。高さがありすぎるが切ればOKだ。
ネットで段ボール箱のサイズを変える方法を探し、それらを参考にしながら長さを図ってカットカットカット!ガムテープでペタペタペタ!!
工作は得意な方なので、箱が大きくて大変だったが、わりと楽しめた。
複数の方法を組み合わせて、ツギハギだらけの140サイズの段ボール箱が誕生した。
横63×縦55×奥行22 になったはずだ。たぶん。
写真を撮っていないので、お見せできなくて残念だ。
配送途中に底が抜けないことを祈る。
箱詰めする
モニターを解体した。ドライバーでネジを外す。スタンドについたままだと箱に入らないのだけど、スタンドをバラバラにしてしまえばさっき作った箱に余裕で入る。もちろんバラした時のサイズを測った上で箱を組み立てている。
パソコンを入れると無料で回収してもらえるので、壊れたパソコンも入れることにした。
2001年に買った富士通製のノートパソコンだ。
大学入学の時、授業で使うために買ったのだ。
パソコンが欲しくて、パソコン購入が必須の大学を受験したのだ。
WindowsMEとLinuxどちらも起動できる特殊なものだった。
壊れて使えなくなり、データも救出できないままだった。いつかデータを復元したいと思っていたが、「もういいや…」って思えるようになったのでデータごと処分することにした。
数年ぶりに出したそのパソコンは、モニター表面部分がはがれていた…ので慌てて閉じて袋に戻した。
周辺機器も一緒に処分できるみたいなので、ケーブルや外付けのフロッピーディスクドライブなんかも箱に入れた。
まだ入る。
さらに不要な小型家電を探す。
- 壊れかけデスクライト
- ペンタブレット(板タブ)
- デスクトップパソコン用キーボード
- 壊れたルーター
- 古いデジカメ
- ワイヤレスヘッドホン
これらを全部入れた。
古い携帯電話も処分したかったが、どこにしまってあるのか分からず保留。
電源が入らなくなったタブレットも処分したかったが、パソコン扱いで箱代無料になるので、次利用する時まで取っておく。
集荷
ウェブサイトで必要事項を入力して申し込みをした。
箱を玄関に置いた。
集荷予定の時間帯を過ぎても配達業者は来なかった。
ちょうどそのころ一部地域では台風が猛威をふるっていたので、その影響だろうか…?と気長に待っていた。ちなみにうちの地域は台風は来ていなかった。
台風は去った。だが集荷は来ないままだった。
リネットジャパンに問い合わせたところ、「住所間違ってるんだけど、電話したら出なかった」と佐川さんが言ってるとのこと。
そういえばなんか知らない番号から着信が1回あったな。留守電入ってないから無視してたわ。
登録住所確認してみたら、確かに住所の一部が抜けていた。
それについては完全にこちらのミスだ。申し訳ない。
でも「住所間違ってる」ってリネットさん経由で連絡くれればいいのに…とも思う。
再び集荷の依頼をした。
しかしまた集荷は来なかった。なんでやねん。
そのころJR貨物がどうのこうので配達が遅れるよっていうニュースが。
これか、これのせいなのか。
1週間気長に待った。
しかし集荷は来なかった。電話連絡も何もなかった。
再びリネットさんへ問い合わせ。
そしたらすぐに佐川さんから電話が。
今から15分後くらいに集荷に行っていいですか?とのこと。
ちょうど自宅にいたので「大丈夫です」と答えた。
今度は時間通りやってきた。
そんな感じで集荷に3週間ほどかかった。
待ってないでとっとと問い合わせれば良かったのかもしれない。
証明書
集荷から1週間近く経った頃、メールが届いた。
データ消去証明書発行の連絡だ。
「強磁気破壊方式」という方法でデータを消去したらしい。
証明書がもらえるので、仕事で使うパソコンの処分にも良さそう?
処理完了
それから1週間以上経った頃、またメールが届いた。
リサイクル処理が完了したとのことだ。
家でホコリをかぶっていた小型家電たちが資源として生まれ変わるのだ。
立派な製品に生まれ変わってね。
まとめ
使ってよかった!
かかったのはデータ消去代3,498円(税込み)のみです。
それだけで壊れたパソコンやらモニターやら小型家電を処分できました。
不要なパソコン(またはタブレット)と不要な小型家電がたくさんある人は是非利用を検討してみてくださいね。
ちなみにパソコンが無くても1箱1600円ほどで回収してもらえるみたいです。
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