2023
1
Aug

感想(動画・本)

7月に読んだ本

フデムシ

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読書記録。ネタバレ含む。
画像は「とんがり帽子のアトリエ12巻(限定版)」のフデムシのぬいぐるみ。
とてもかわいい。買ってよかった。


おやすみプンプン

7月7日限定無料キャンペーンしてたので一気読み。
なぜ7月7日にそれをやったのかは、読めばわかる。
7月7日に世界が滅亡すると予言する怪しい人が出てくる。それってまるで、1999年7の月のあれじゃないか。物語の舞台もおそらく世紀末。
主人公プンプンとその家族が単純なトリの絵で描かれ、基本的にプンプンにセリフ(フキダシ)はない。モノローグと神視点のナレーションは入るけど。
プンプンの心境の変化などがあると、トリの姿が三角になったり、真っ黒になったり、角生えたりするのが面白い。
プンプン一家以外はリアルなタッチで精細に描かれる。感情も生々しいほどにリアル。人間を描くのが本当に上手い。それも醜くてカッコ悪くて泥臭いような人間のネガティブな部分。
内容は基本的に暗く、鬱漫画と呼ばれる部類に入るだろう。なんともいえない絶望感を味わえる。
梅雨のジメジメとした雨の日に読むのがちょうどいい。
家庭環境がアレな人には共感できるものがあると思う。
絶望を味わいたい人におすすめ。すごい作品です。


アニメスタジオで教わる背景画の大原則 神技作画シリーズ

メイドインアビスの背景画の制作過程、テクニックが見れる。
全体的にテキスト量は少なめで、簡単なイラストによる比較があり、見た目はスッキリとして非常にわかりやすく取っ付きやすい。テキストは少なくても情報量は濃い。
「背景は描けなくはないけど、なんかイマイチなんだよな~」という人にはヒントになる本だと思う。
「パースってなに?」「乗算ってなに?」レベルの初心者にこの本はまだ早いと思う。


藤子・F・不二雄SF短編コンプリート・ワークス 2

少し(S)不思議(F)な短編集。大好物です。「世にも奇妙な物語」系の話が好きな人は読むべし。
カバーのイラスト&セリフは表題作の「ノスタル爺」から。いい話だった。ラストの幸せそうな表情よ…。
「イヤな イヤな イヤな奴」宇宙船内でもめ事が起こってる話。「11人いる!」を思い出した。
「劇画・オバQ」大人になった正ちゃんのもとにQちゃんがやってくる。子どものままのQちゃん、大人になった皆との対比が切ない。
「休日のガンマン」夢の世界(テーマパーク)に行ったとしても、現実のあれこれが顔を出す。夢の世界であっても現実の権力や財力がものをいう。夢はお金で買うもの。悲しい現実。
「定年退食」食料が足りない世界。人類には「定員」があり、二次定年を迎えると医療も受けられなくなる。現実でもいつかそうなりうそうで怖い話。
「権敷無妾付き」その女に手が届かないとわかると、男は「フン、妾だなんて!」と帰っていきました。
「ミラクルマン」自分の願ったことが本当になってしまうというミラクル。こわっ。
「コロリころげた木の根っ子」これ好き。DV夫におとなしく従っている風の奥さんが、夫が勝手に死ぬための小さな仕掛けを毎日続けてるっていう。
「間引き」人口増えすぎて食糧難の世界。コインロッカーに捨てられる赤ん坊が後を絶たない。動物は種が増えれば減るのが自然の摂理。では人間は…?
「やすらぎの館」会社での重圧で心が疲れている社長。やすらぎの館を勧められ、行ってみるとそこには…。本当は誰かに思いっきり甘えたい、そんな大人の願望を叶えてくれる館。使いすぎには注意…。
「箱舟はいっぱい」ノアの箱舟。ラストの何も知らない平和な家族達と、当選して事情を知っている家族の後ろめたい感じと、不穏な風がなんともいえない。


ミラクルきょうふ! 本当に怖いストーリーDX 水晶

お仕事させていただいた本。
メインストーリーの水晶球占いの話、占いができると噂になって次から次へと「私も占って~!」ってなるところリアル。
ラストのメッセージが素敵。「誰でも不思議な力(いわゆる特技)を持っている。だから自信をもって頑張って!」(意訳)


東京都市伝説 4

スピリチュアル女子「ピンクちゃん」怖いw
雨ちゃんかわいい。
志村が「シムラ」だと告白するシーンw
「お地蔵アイスもなか」おいしそう。
死んだ初恋の人に呼ばれ、ひょっとこお面の旦那に「まだ早い」「浴衣よく似合ってる」って言われるシーン泣けた。


1122 (全7巻)

「いいふうふ」の漫画。
優しい夫で、仲良し夫婦。だけど二人はレスで、しかも夫はよその奥さん(子持ち)と不倫中(妻公認)
生け花に使う剣山で局部刺すシーンにはちょっと笑ってしまった。
ホテルで股間血まみれな姿はなかなかおマヌケだなぁ。
不倫相手と再婚する覚悟もなく、ただ美味しいとこだけ頂きたいだけだったのだから自業自得…。とはいえ痛そう。
2組の夫婦が不倫やら風俗やらをきっかけに、悩みもがきながらも成長して絆を深めていく物語。


とんがり帽子のアトリエ 11

スランプに陥ったココにアガットが助け舟を出す話。
だけど「スランプ」って言葉は一切使わずに表現しているところがすごい。
「他人のため」に魔法を描き続けて行き詰ったココに、「自分のため」に描くことを勧めるアガット。正反対の二人だからこそ助けることができた。ココへの嫉妬まみれだったアガットの内面も成長していて良かった。あと良い笑顔!
「魔法」を「絵」に置き換えて読んでみると、すごく考えさせられるというか共感するというか…。
「自分のために」、それを思い出すために原点回帰するのが良いって話は聞いたことがある。
「没にしてもやり方を工夫して、作りたかったものを諦めない」これは漫画にも通じる話だなぁ。
「他人のため」と「自分のため」について考えさせられる巻だった。


とんがり帽子のアトリエ 12

網のように広がる巨大蛭に襲われる人々。
「あんたの学びを制限する奴は、あんたを支配したい奴だけだよ」
医療を教わっていいのは魔法を持たざる者である人間だけ、魔法使いは医療を教わることができない。
また、人間に魔法を教えることも禁じられている。
人間は魔法使いを支配したく、魔法使いは人間を支配したかった。そういうこと???
血みどろのつばあり帽、まるでインクキャップス(キノコ)みたい。


深海生物宇宙船

子供向けの絵本。
「深海生物」も「宇宙船」も好きだし、ワクワクするイラストに惹かれて購入。
人間や深海生物だけでなく、動物や宇宙生物達も描かれており、隅々まで見て楽しめます。
レストランにアマビエまでいる。
「イカの作ったイカしたイカめし」がツボ。
クラゲゼリーかわいい。


こみっくがーるず 9

実家でのかおすちゃん、かおすちゃんの原点が垣間見れる。
とても仲良しで素敵なご両親でいいなぁ。
「お父さんを美少女化」、私も考えたことあるけど(一瞬)、性格悪いものを美少女化したところで、嫌われキャラにしかならないのでやめた。悪役にしかならねぇ…。
尊敬できる素敵な(そしてかわいい)お父さんで羨ましい!心の底から羨ましいぜ!!
素敵な両親がいて、尊敬できる素敵な仲間に囲まれて生活して…羨ましいよ、かおすちゃん。


HIGH SCORE 21

ホラー・オカルト系のネタが多め。
新しい読者さん向けのネタもちょいちょい有り(多摩先生眼鏡とるとイケメン、守護霊ゴンちゃん)
いわくつきの人形の呪いよりも邪悪なヒロインめぐみ。
「性格悪い美少女」だけど魅力的なキャラ、ここにいたわー!しかも主人公だわ!
政宗先輩と嵐のデート回、めぐみとえみかのデート回、良かった。かわいい。癒し回。
見た目(顔と体格)がいかつい美亜ちゃん、意外と乙女でギャップが良い。えみかとのやり取りもおもしろかった。


 

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